K邸

南面外観

 

西面外観 濡縁
玄関に至る石畳の長いアプローチが外部の「公」と屋内の「私」の気持を切替えるポイントとなります。
それはどんな大きな住宅もどんな小さな住宅も変わりません。耐候性を高めるガラス窓は、木製なが
ら大開口を実現し、和風建築の「透けた感じ」を損わないものとなっています。

 

 

 

I邸

北東面外観 玄関ポーチ
中山寺宝蔵院の一角に立つこの庫裡(住職の住い)は,古い寺院が建並ぶ周辺環境に相応しい風格
を持たせながら,過去の建築とは異なった新鮮さを求めています。
建築当時,お堂を建替えるために準備しておられた木材を流用させていただいたため7寸角という最近
の住宅では考えられない柱を使用したことと,はね木を用いた深い軒としたことで,隣接する寺院群と
違和感のないスケールとなりました。
木材の継手には追掛大栓継,金輪継等,昔ながらの手法を踏襲しています。

 

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アプローチ 玄関 廊下 応接室

写真解説

廊下 : 玄関からの採光が廊下の天井に差込み,空間的な広がりを見せます。

 

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